在日韓国人の帰化申請
今年もあと1週間となりました。
当社にご依頼,ご相談頂いた全ての方に感謝申し上げます。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
当社は国籍を問わず帰化申請・ビザ申請のご依頼を承っておりますが,帰化申請においてご相談が多いのは,やはり在日韓国人(特別永住者)の方です。
先週も大阪,兵庫で3件の申請に同行いたしました。
帰化のきっかけは日本人との結婚や子どもの出産,将来の進学や就職のためなど様々ですが,帰化の動機によらず申請に必要な書類は決まっています。
・帰化申請書類一式(履歴書,出入国履歴,生計の概要,自宅・勤務先の地図など)
・収入,納税を証明する書類(源泉徴収票や住民税納税証明書など)
・公的年金に関する書類(ねんきん定期便,領収書など)
・親族関係を証明する書類(家族関係登録簿,除籍謄本,記載事項証明書など)
・その他(運転記録証明書,パスポートの写し,自宅の不動産謄本または賃貸借契約書の写しなど)
これらの書類を住所地管轄の法務局へ提出することで申請受付となります。
受付後数ヶ月で面接が実施され,その後また数ヶ月経過したのちに許可・不許可の結果が通知されます。
日本生まれである在日韓国人(特別永住者)の方であっても帰化許可取得までには,相当な量の書類の準備と期間が必要となりますので,途中で断念される方も少なくありません。
当社では代理でできることは全てご対応させて頂く「フルサポートプラン」にて業務を進めておりますので,少しでも帰化申請を検討している方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
オミクロン株の拡大によりまだまだ先が読めない状況が続きますが,在留外国人のお力になれるよう,しっかり感染防止対策をとったうえで来年も業務を進めてまいります。
皆様よいお年をお迎えください。