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会社員の副業と確定申告について

カテゴリ: 永住権・永住ビザ 公開日:2023年04月03日(月)

働き方改革の影響もあって,副業を認める会社が近年大幅に増えてきました。

 

給与所得者の方が副業をする場合,確定申告をしなければなりません。

確定申告とは,1年間(1月1日~12月31日)の所得を税務署に申告し,納税することです。

 

何らかの収入があれば申告し,納税しなければならないのですが

副業の年間所得が20万円以下であれば,確定申告を行う必要はありません。

副業がパートまたはアルバイトの場合は,年間収入が20万円以下であれば確定申告を行う必要はありません。

 

先日,当社のお客様(給与所得者)で,本業以外にアルバイト勤務をされている方がいらっしゃいました。

 

年間収入が20万円以下だったので,申告する必要はないとご本人は認識されていたのですが

よくよく話を聞いてみると,その年にマイホームを購入されていて,住宅ローン控除を受けるために確定申告をされていたのです。

 

確かに,給与所得者が本業以外にアルバイト勤務をされていて,そのアルバイト収入が20万円以下であれば確定申告をする必要はありません。

 

しかし,医療費控除や住宅ローン控除等を受けるために確定申告をしたのであれば

アルバイト収入が20万円以下であっても申告しなければならないのです。

 

ご事情が分かってからはすぐに税務署で修正申告をしていただき,納税を行っていただきました。

 

入管での申請において,「公的義務の履行」は非常に重要です。

 

特に,永住許可申請においては,納期通りにきちんと税金を支払っているか,という点が重要となります。

 

税金・年金・健康保険料を全額支払っていたとしても

支払い遅れがあった場合は,審査に悪影響を及ぼしますのでご注意ください。

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