帰化許可が早くなる人,遅くなる人
先日,堺支局での帰化申請に行ってきました。
申請はいつも通りスムーズに進み,大量の戸籍謄本も無事確認でき,申請者様も安堵されているようでした。あとは今後の面接・審査がスムーズに進むようサポートしていくのみですね!
(法務局堺支局は5階が国籍課です)
帰化申請ではなるべく,「申請時点から状況が変化しない」ほうが許可までが早いのではないかと思います。(何かそういう規定があるわけではございませんが)
なぜなら,帰化申請した後何回も出国した方,住所変更が何度かあった方,転職した方,などなど申請中に変化があった場合は法務局への報告が必要になります。
また,こういった変化があった部分については書類の追加提出を求められることが多く,追加書類についての審査が必要となるため,許可までの期間がなにもなかった方と比べると長引く傾向にあるように感じます。
帰化申請をされる方は,特に問題もなく,日本での居住年数も長く,勤続年数も長く,納税義務もしっかりと履行し,生計も安定しており,交通違反もまったくなく,親族関係の書面もすべて齟齬の無いものが取得出来て・・・なんて方ばかりではありません。
みなさま何かしら不安な部分や,気になるポイントがございます。また,問題となる部分にご本人様が自分で気づいていないことがよくありますし,書類をとってみて初めて問題が発覚することもあります。申請前にしっかりとヒアリングを行い,どのタイミングで申請をするのが良いか,ご提案をさせていただいています。
昨日は大阪市,東大阪市,柏原市からそれぞれご相談いただきました。初回ご面談は無料です。ぜひ一度ご相談くださいね。