会社経営者の帰化申請に必要な書類
会社員の方と,会社員以外の方の帰化申請は必要な書類が大きく異なってきます。
【年金】
・会社員の場合
一般的に会社員として企業で勤務されている方の場合,「厚生年金」に加入されている方がほとんどです。
厚生年金の保険料は,半分を雇用主が,もう半分を加入者が負担することになります。被保険者は給与から天引きされることになります。
会社員の方は,勤務先が加入しているので,特に追加での証明は不要です。
・個人事業主,会社経営者(法人役員)の場合
法人はその規模にかかわらずすべて加入する必要があります。また,個人事業主でも,従業員が常時5人以上勤務する場合など,業種によって加入しなければならない場合があります。
個人事業主,会社経営者(法人役員)の場合,事業主,経営者としての義務を果たしているのか?という部分も審査されますので,加入対象となっている場合,加入していることの証明を提出する必要があります。
【納税証明書】
納税に関する書類が会社員の方と比べて圧倒的に多くなっています。
個人事業主の場合:個人事業税納税証明書
消費税
所得税 など
会社経営者(法人役員)の場合:法人税納税証明書
法人事業税
法人消費税
法人県民税,市民税 など
★書類が増えるということは,審査されるポイントも増えるということです。
そのため,色々なポイントに気を付けながら申請準備を進めていく必要があります。