【特定技能ビザ】増えた就労ビザの種類
昨年4月に増えた就労ビザの種類として「特定技能」ビザというものがあります。
就労ビザには他にも
「技術・人文知識・国際業務」
「技能実習」
などのビザがございます。
しかし,「技術・人文知識・国際業務」ビザを取得するためには
専門的知識を使う頭脳仕事である必要があり
大卒などの学歴要件もあります。
単純労働の場合や学歴要件を満たさない方は
「技術・人文知識・国際業務」ビザを取得できないのです。
例えば,工場の工員は頭脳仕事ではなく単純労働とみなされ,
いくら熟練工であるとしても「技術・人文知識・国際業務」ビザを取得できません。
また,「技能実習」ビザは人手不足の解消手段としてはならないため,対象業種が限られています。
そこで,人手不足を解消するために作られたのが「特定技能」ビザです。
特定技能ビザならば
専門的知識を使わない仕事でも取得できます。
大卒などの学歴要件もありません。
特定技能ビザについては,いくつか条件がありますが,
外国人本人に対しては,
①その業界のテストに合格しているのか
②日本語能力試験N4レベル以上に合格しているか
③または,①②がなかったとしても,その業界での技能実習を2年10か月以上終えているのか
が主な条件となります。
その他,雇う会社側にもいくつか条件はありますので,
制度の概要は以下の入国管理局の資料を御覧ください。
http://www.moj.go.jp/content/001293198.pdf
日本で外国人の方が働く場合,ご不安点やご不明点があれば,ぜひ一度当社までお気軽にご連絡ください。