無職,低収入でも配偶者ビザは取得できますか?
本日も,大阪入管へ申請に行ってきました。
団体の申請が非常に多く,昨日は申請までの待ち時間が30分ほどだったのが,今日はなんと80分越えでした!
入管は時期によって,非常に混みあうことがあります。
ご自身で申請される際には,時間に余裕をもって行かれることをおすすめします。
さて今回は,配偶者ビザと収入のお話をしたいと思います。
「現在無職ですが,一生暮らしていけるだけの貯金はあります。外国籍の妻(夫)の配偶者ビザを取得することはできますか?」という質問をいただくことがあります。
入管は,現在の生活状況だけでなく,将来の生活の安定性についても重要視してきます。
そのため,たくさん「貯金」がある方よりも安定した「定期収入」を得ているかどうか,ということがビザの面では重要となります。
たとえば,1000万円の貯金があります!とアピールしても,貯金はいつか底をついてしまいます。
今後増える予定のない貯金よりも,安定した定期収入が重要視されるということです。
しかし,無職の方でも,配偶者ビザを取得できる可能性はあります。
配偶者ビザを申請する際,審査対象となるのは,日本人の配偶者だけではありません。
入管は収入面を審査する際に,世帯収入をチェックしますので,同一世帯で収入のある方がいらっしゃれば,配偶者ビザを取得できる可能性はあります。
また,無職ではないけど,収入が少ない方の場合は,生活費の一部を負担してくれる「経費支弁者」の存在をアピールすることも,ビザ取得の際に有利に働きます。
このように,無職・低収入だったとしても,収入面をカバーする方法はたくさんあります。
お悩みの方がいらっしゃれば,ぜひ一度当社までお問い合わせください。