帰化申請は家族全員でした方が良いのか?
帰化申請を考えている方のご相談で,「一緒に住んでいない親族も帰化申請を考えている」というご相談も多くいただきます。
世帯が同じ親族の場合,一緒に帰化申請を進めるのが多いと思いますが,一緒に住んでいない親族の場合はどうでしょうか?
・親,兄弟,子が帰化申請するなら一緒に申請するのがおすすめです
そもそも一緒に申請をすることのメリットというのは「重複する書類を使いまわしできる」というのが一番大きなポイントです。
帰化申請では膨大な書類を集めることになります。そのための労力ももちろん,書類取得には費用もかかります。韓国戸籍には翻訳も必要です。
これらを一緒に使用できるというのは大きなメリットになります。
・同居している家族の書類が必要
また帰化申請の特徴として,申請しない家族であっても「同居」している場合,いくつかの資料(住民票,納税証明書,課税証明書など)が必要になります。
同居しているご家族で,いずれにしても書類が必要になるのであれば,ご一緒に帰化を進めていただくこともおすすです。
・未成年者は父母どちらか一方との申請が必要
必ず一緒に申請しないといけないパターンも存在します。
未成年のお子様だけでの申請というのは,原則できません。
(日本国籍の親がいる場合など,例外はあります)
そのため,「子どものために帰化申請を考えている」といった場合,少なくとも父母のどちらか一方と一緒に帰化申請を進める必要があります。