大阪・関西万博で見つけた感動と学び–外国人スタッフと在留資格の関係
大阪・関西万博が先日ついに閉幕を迎えました。
当初想定されていた盛り上がりを優に超え,閉幕を惜しむ声も非常に多くみられますね。
私は,アルバイスタッフとして今年の4月から当事務所で勤務している大学生です。
アルバイトの身でありながら,大変ありがたいことに事務所から入場チケットをいただき,8月の上旬に足を運びました。
本日は私の万博体験について少しお話してみたいと思います。
私は,以前から万博というイベントに大変興味があり,その開幕を心待ちにしていました。
開幕後もあらゆるSNSの投稿を見ては,行ってみたいパビリオン,食べたいグルメをリストアップし,足を運ぶモチベーションを高める活動を個人的に行っておりました。
そんな私は,今回の来場では,ガンダム,アイルランド,フランス,ヨルダンの4つのパビリオンを体験することができました。
特に良かったのは,ヨルダンパビリオンで,ヨルダンの砂漠を再現するため現地から運んできたのだという砂の感触は,今までに体験したことのないようなサラサラ具合で,つい楽しくなってしまい,童心に返って砂遊びを堪能しました。
ただ,今回の万博の体験を通して私が最も関心を抱いたのは,外国人スタッフ皆さんのことについてです。
会場内では,多くの外国人スタッフが来場者を実にスムーズに誘導していました。
日本語に堪能な方も非常に多く,これほどまでに日本語を扱える外国人が多いことに驚きを隠せませんでした。
日本語や日本文化に触れてくださる外国人が多くいることは,日本人としてこの上なく嬉しいことです。
それと同時に私が気になったのは,彼らの在留資格についてです。このアルバイトを始めてからというもの,街中で外国人らしき人を見かける度に,どのような在留資格でもって滞在しているのだろうと気になるようになっていました。
万博を訪れたときもそれは例外ではなく,帰宅後すぐに,万博スタッフの在留資格について調べてみると,万博の外国人スタッフは「特定活動(告示13号)」という在留資格で滞在していることが分かりました。
なんとこの在留資格は,大阪・関西万博の関係者のためだけに新たに設けられた在留資格だそうで,日々の業務の中でよく接する永住者や経営・管理,留学などとは違い,大変驚きました。
この度の万博の開催に向けて,多くの機関が動き,環境を整備していったのだということを当たり前のことでありながら改めて実感し,なんだか感動してしまいました。
当事務所でアルバイトを始めてから,沢山の事を新しく学ばせていただいております。
万博スタッフの在留資格など,正直なところ,このアルバイトしていなければ気にも留めていないでしょう。
今回の万博への来場は,多くの来場者が感じる楽しさを享受できたのはもちろんのこと,ここで働いてきた成果ないし意味を感じることのできるとても良い経験となりました!
ありがとうございました✨
