韓国戸籍の間違いが帰化申請で問題になる
先日帰化申請の件で御礼にとお菓子を送っていただきました!
みんなで美味しくいただきました。有難うございます。
先週韓国籍の特別永住者のご家族の帰化申請手続きに行ってきました。
ご面談時にしっかりとお話を伺い,特に大きな問題はなく,申請の準備がスムーズに進んでいたのですが,韓国戸籍を取得したところで1つ問題が発覚しました。
ご家族のうち,「女性」の方の性別が韓国の戸籍上,なぜか「男性」に・・・。
ご本人もご家族の方も全くご存じなかったようです。
女性なのに,書類上「男性」記載されてしまっているので,帰化申請の審査で問題になってしまいます。
申告時や,コンピューター入力に切り替えのタイミングなど,どのタイミングで韓国側の書類が誤った内容になってしまったのかはわかりませんが,とりあえず訂正が必要です。
このような訂正が必要な場合は,韓国領事館で「家族関係登録簿」の訂正申請手続きをとる必要があります。
今回は当事務所で家族関係登録簿の訂正許可申請までご案内をさせていただきました。
性別だけでなく,生年月日が違うという場合や父母の氏名が違う場合など・・・韓国側との内容のズレが大きな問題になることもあります。
帰化の条件だけでなく,書類内容の細かいところまでチェックが必要です。